「セクシー田中さん」の1件で一気に注目を集めている、脚本家:相沢友子
脚本家としても多くの作品に携わっていますが、実はその他の作品でも批判的な意見は多いようで…
海外でも「原作クラッシャー」の名前で報道記事になっています…
Social media apparently erupted. Some fans sided with the screenwriter and called Ashihara too precious. Others labeled Aizawa a “crusher of original works.”
引用元:https://variety.com/2024/tv/news/ashihara-hinako-dead-japanese-manga-artist-sexy-tanaka-san-1235892693/
✔上記の引用部分をGoogle翻訳
ソーシャルメディアは明らかに爆発した。一部のファンは脚本家を支持し、芦原を貴重すぎると呼んだ。藍沢を「オリジナル作品のクラッシャー」とレッテルを貼る人もいた。
今回のことだけではなく、過去の作品も深堀りし「原作クラッシャー」と呼ばれるようになった要因を調べてまとめました
✔この記事を読めばわかること
・相沢友子について
・過去9作品の分析
→(2008年)鹿男あをによし
→(2009年)重力ピエロ
→(2012年)鍵のかかった部屋
→(2013年)ビブリア古書堂の事件手帖
→(2017年)人は見た目が100パーセント
→(2017年)【やばい事実判明】本能寺ホテル
→(2019年)トレース〜科捜研の男〜
→(2021年)さんかく窓の外側は夜
→(2022年)ミステリと言う勿れ
・評価、評判について
「原作クラッシャー」と呼ばれる理由を過去9作品で分析してみた
簡単に相沢友子のプロフィールを紹介しておきます
✔公式サイトに載せられていたプロフィール
1971年5月10日東京生まれ。
1991年ソニーレコードより音楽アーティストとしてデビュー。
6枚のシングルと4枚のアルバムを発表。
1999年小説「cover」が第15回太宰治賞に入選。
2000年「世にも奇妙な物語2000春の特別編・記憶リセット」にて脚本家デビュー。
詳しく見た方はコチラから
ここから9作品を例に上げて分析していきます
✔取り上げる9作品
→(2008年)鹿男あをによし
→(2009年)重力ピエロ
→(2012年)鍵のかかった部屋
→(2013年)ビブリア古書堂の事件手帖
→(2017年)人は見た目が100パーセント
→(2017年)【やばい事実判明】本能寺ホテル
→(2019年)トレース〜科捜研の男〜
→(2021年)さんかく窓の外側は夜
→(2022年)ミステリと言う勿れ
過去作品から順に見ていきたいと思います!
※注意※
基本的にはSNS上にアップされていた方の声を中心にまとめています
(2008年)鹿男あをによし
約15年前の作品のため意見は少なかったんですが…
✔SNS上で挙げられている改悪ポイント
・主人公の同僚の冴えない男が女性に変わっていた(綾瀬はるかが演じていた様子)
・恋愛ものではないのに恋愛ものに…
の2点は何名かの方がアップしていたため、改悪されている部分とみて問題ないかと思われます
原作を読んでいない人の意見では「普通にドラマとしては面白かった」とポストされていたりもしたので、脚本家としての実力は本物なのかも知れませんね!
ただ、今回の1件で面白かったと行っていた人も酷評していました…
(2009年)重力ピエロ
✔SNS上で挙げられている改悪ポイント
・ストーリーの主軸になるハルのキャラクターがただの奇人変人に成り下がっていた
具体的な改悪ポイントはあまり見つかりませんでした!
ですが、
✔多く上がっていたコメント
・「重力ピエロ」をあそこまでひどくした人だったのか…
・愕然とした理由が10数年の時を得て納得できた
・すごく好きな本だったからすごく残念だった
といったコメントが多く上がっており、全体的に小説とは違ったようです…
今は削除されてしまっていますが、日本シナリオ協会がYoutubeでライブ配信した動画で、「2次元を3次元のものにする上で完璧に再現はまず不可能」というような内容の話をしていたので仕方ない部分はあるのかも知れませんが、ここまで多くの人が批判していると…
(2012年)鍵のかかった部屋
✔SNS上で挙げられている改悪ポイント
特に目立ったものはなし
✔変更されているが評価されている部分
・主人公の鋭い観察力などの部分を「榎本」として残し、ちょっと見栄を張るきざな部分は「芹沢」というオリジナルのキャラに分けたのが絶妙
この作品に関しては私が見た限り具体的な批判はありませんでした
・女性キャラが変わっている
・主人公が…
・ドラマ見た後に原作見たらとんでもなくキャラ変されててびっくりした
だったりの意見がなかったわけではありませんが、炎上している中でも絶賛する声のほうが目立っていました
「ミステリー系の中で一番好き」と語っている人もいたりと、かなり面白いようです!
今回の件で相沢友子さんの作品を見たい方は「鍵のかかった部屋」を見ることをオススメします(笑)
私も時間があれば見てみます!
(2013年)ビブリア古書堂の事件手帖
✔SNS上で挙げられている改悪ポイント
・色白黒髪ロングの主人公をショートの剛力彩芽が演じた
・おとなしい男性キャラをパリピに変更
主人公が「清楚でもの静かだけど出るところは出てる黒髪ロングの超絶美人」らしく、それをショートカットの剛力彩芽が演じた時点でファンはOUTだったみたいですwww
この部分に関しては脚本家というよりかはキャスティングの問題な気もしますが…
わたし自身見ていましたが、普通に面白かった記憶があります!
原作も読んだはずですが、ドラマも携帯いじりながら見ていたので正直改悪されているかに関しては全くわかりません!!
改悪部分もあるんだろうけど、本当の原作ファンならキャスティングした人を叩いてあげてよ…
脚本家がキャスティングしてるなら話は変わってくるけど、剛力彩芽と会うように男性キャラも変えたのかも!?しらんけどね(笑)
(2017年)人は見た目が100パーセント
✔SNS上で挙げられている改悪ポイント
・恋愛要素すべてがドラマだけのオリジナル
・原作は自虐的ながらも楽しくおしゃれにトライして挫折していくノリなのに、ガチトラウマ展開になっている!?
【注目】同じタイトル付けたらダメだろってくらい変わってた
衝撃的な内容も有りましたが、どうやら原作者さんとご飯に行くくらいの関係のようです!
もしかしたらこの作品に関しては、原作者さんから好きにやっていいよと言われてオリジナル要素をふんだんに入れているのかも知れませんね!
原作ファンの人たちは1話で見るのをやめた人が多いようです(笑)
それで視聴率が落ちれば脚本家としてそれまでだし、原作ファンが見なくても視聴率を維持できるのであれば実力と見ていいのか…!?
なんとも言えない問題ですが、重要視されるべきは原作者の要望ですね!
(2017年)【注目】本能寺ホテル
✔SNS上で挙げられている改悪ポイント
・万城目学ぶ先生が入会していなくて涙をのんだやつや…
気になるポストを発見し調べてみたところ…
実は二年前から、とある映画の制作に携わっていました。原作ではなく、オリジナルの作品の脚本を担当するという話で。準備のために、去年はシナリオ学校に通い、書き方を学び、今年になってから脚本を書き上げました。しかし、全ボツを食らいました。
— 万城目学 (@maqime) December 30, 2016
とあり、ここから…下記のポストに続きます
作家になって初めての全ボツだったので、かなりショックでしたが「いつか小説というかたちで書き直したらいい」と半年くらいかけて気持ちを整え直したあたりで、次の問題が発生します。私が脚本をクビになったあとも、映画は進行していたわけですが、その出来上がった予告編を見て我が目を疑いました。
— 万城目学 (@maqime) December 30, 2016
なぜなら、私の脚本の要素が残っていたからです。私が脚本に書いた非常に重要なフレーズが、映画で小ネタとして使われ、これが公開されてしまうと、私が小説を書いても、「ああ、あの映画のあれね」とオリジナリティ・ゼロのものと扱われてしまう、つまり小説を書けなくなる。
— 万城目学 (@maqime) December 30, 2016
私が二年かけて本気で書き上げた作品は、監督とプロデューサー含め、二、三人が読んでお蔵入りです。本当なら、たくさんの読者を楽しませられる内容だったのに。それが何よりもくやしい。いちばん仕事をしてはいけない相手と関わってしまったうかつさ。大失敗だった。今も毎日後悔を繰り返しています。
— 万城目学 (@maqime) December 30, 2016
となっていました…
シンプルに脚本家以前の問題の作品なのかも知れません…
この件に関しては後ほどしっかりまとめてみようと思います!
この件を見つけたときは衝撃を受けました…
昔は今回の様な事件も起きていなかったため、かなり軽く扱われていたのかも知れません…
準備した脚本が勝手に使用されている…こんなことあっていいんでしょうか!?
(2019年)トレース〜科捜研の男〜
✔SNS上で挙げられている改悪ポイント
・基本的に話が違う…
・最終回は特にひどく別世界の話
となっており、具体的ではありませんが、全体的に違うことが伺えますね(笑)
詳しく書くことが出来ないのがもどかしいですが、原作を知っている人からすれば別物だったようですねwww
(2021年)さんかく窓の外側は夜
✔SNS上で挙げられている改悪ポイント
・クライマックスシーンの展開が原作からかけ離れすぎ
・キャラが全員別人に
などが挙げられており、当初はシリーズ化の話もあったようですが、自然消滅したようです(笑)
視聴したファンのコメントで「ここ数年で1番金払ってみたことを公開した出来の作品」との声も上がっており、どうしてあのキャストでこの出来なんだ!?と言われていました
得意・不得意はあるから仕方ないよね…
でも、ここまで言われる作品は逆に気になるからそれを狙っていたのか!?(笑)
「原作を後から見る分にはギリ耐えれた」ってコメントもあったので、その手順がオススメ!
(2022年)ミステリと言う勿れ
✔SNS上で挙げられている改悪ポイント
・男女恋愛のゴリ押し
・刑事のキャラを見事に破壊
・風呂光さんが無能恋愛脳機構女に改変
・爆弾魔の回で整くんがサクッと暗号読解したエピソード✗
などなど、最近の作品ということもあり、批判コメントがかなり多かったです(笑)
もちろん中には、「面白くて毎週楽しみに見ていました」という人もいましたが、それ以上に「見るのやめました…」が多かったです
評価、評判について
視聴率的に見るとどうやらそこまで悪くない数字のようです
わたし自身調べていて良い意見を目にしたように、「原作を知らずに見る」分にはかなり楽しめる作品になっているような感じがしました
先に「原作を知っている・読んでいる」人達からすると「ぜんぜん違う」といった印象がすごく、批判のほうが圧倒的に多いイメージでした
✔ここまで調べた上での個人的感想
・ゼロから見る人にとっては結構いい脚本家
→知られていない作品を普及すると言った意味ではいいのかも知れません
・原作を知っている人にとってはダメで、原作通りを望む場合は最悪
→オリジナル要素で評価されている過去がある+脚本家としての歴が長くなっているのでプライドもあるのかも?
と感じました
一概に悪い脚本家だとは思いませんが、今回の「セクシー田中さん」の件ではしっかりとプロデューサーから内容が伝わっていたのであればダメだともいますね
また、SNS上で意図的に原作者を仲間外れにしていた行動もよろしくないかと…
まとめ
いかがだったでしょうか!?
原作を知っている上で映像作品を見た方の中には「あ、この人がつくってたのか…」と思った方もいるかも知れません(笑)
「原作クラッシャー」と海外でも紹介されるのはかなり大事だと思いますが、今後どこまで真相が明かされるでしょうか…
芦原先生ファンの方は批判したくなるのもわかりますが、誹謗中傷コメントはNGです
どうなっていくのか見守っていきましょう…
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